和正:自分が一番わかっている

何かに挑戦するとき、巧くいくか、失敗に終わるかなんてことは
本当は、誰にもわからないことなんだけど
何故か、自分では、「巧くいきそう」とか
「たぶん、ダメだろうな」って気がしているものだ。
そして、たいていその通りの結果になるもんだ。
根拠を挙げることは難しいのだけど、
巧くいきそうな気がするってことは、
どこかに自信めいた読みみたいなのがあって
それは、客観的には未知数な部分も含めて
これからの努力で何とかできる・・・みたいな気がするもんだ。
それが、ないときは、まぁ、下手に手を出さないにかぎる。
 
「そうするしかない」というだけで、
自分や会社の行くべき方向を決めるのは、誰の目にも馬鹿げているのだが
たいてい、当の本人だけは、その愚かさに気づかない。
そうやって、墓穴を掘る奴は五万と居る。